1月19日解剖下肢前面セミナー情報&動画120分

~テキスト一部抜粋~

腸脛靭帯炎】

腸脛靭帯炎(別名:ランナー膝)とは、ランニングなどの膝屈伸運動で起こる、膝障害の代表的なオーバーユース症候群です。

膝の繰り返し屈伸運動により腸脛靭帯が骨性隆起である大腿骨の外側上顆を前後に乗り越える際の物理的なストレス(摩擦・圧迫・伸張・捻転ストレス)により、限局性の炎症とその間にある滑液包の炎症が起こり、疼痛を生じる病態です。

レントゲンでは著明な変化はありません。MRI前額断像にて大腿骨外側顆と最も接する部分にて限局した高信号域がみられることがあります。脂肪抑制画像にて強調され、腸脛靭帯の肥厚がみられることもありますが、腸脛靭帯実質部が高信号を呈する症例はほとんどないようです。

また、他の疾患との鑑別や類似の疾患を知っておくことで、より確実に検査ができます。

 

1.鑑別疾患

膝関節外側部での疼痛を主症状とする、外側半月板損傷との鑑別が必要です。

 

2.類似疾患

膝内側で同様の症状がランニングなどで起こる場合があります。鵞足炎といい、やはりオーバーユースが原因ですので見極めが必要です・・・etc

 

●X脚

●O脚

●ひざ痛

●股関節痛

●スクワットなどトレーニングの正しいフォーム紹介

 

ここで学んだ知識は明日からすぐに使えるものになっております。

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