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2025年7月更新:五十肩について実践解説

五十肩(肩関節周囲炎)は、肩関節周辺の筋肉や靭帯に炎症が生じ、痛みや可動域の制限が発生する疾患です。特に、50歳前後で発症しやすいため「五十肩」と呼ばれています。五十肩を理解するためには、肩関節の解剖学的構造や動き、そして肩関節の安定性を支える重要な筋肉群を把握することが不可欠です。 この記事では、五十肩の解剖学的理解を深め、上肢の安定性を高めるために必要なアプローチについて解説します。
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手関節の解剖学

ドケルバン病というものを含めて手首が痛いというクライアント様へのアプローチ法です。 手首(手関節)の母指側にある腱鞘(手背第一コンパートメント)とそこを通過する腱に炎症が起こった状態で、腱鞘の部分で腱の動きがスムーズでなくなり、手首の母指側が痛み、腫れます。母指を広げたり、動かしたりするとこの場所に強い疼痛が走ります。