数個の筋尖で仙骨の前面、前仙骨孔の外側および坐骨の大坐骨切痕の縁から起こり、大坐骨孔を通って大転子先端の内側面で終わる。
梨状筋と上双子筋、下双子筋、外閉鎖筋、内閉鎖筋、大腿方形筋はあわせて深層外旋六筋あるいは6外旋筋と呼ばれる。いずれも骨盤帯に付着しており、股関節を外旋させる。
また、これらの筋は深層に位置するため触診はできない。
通常、坐骨神経は梨状筋と上双子筋の間を走っているが、梨状筋を貫くように走っている場合、梨状筋をはさむように走っている場合もある。
双子筋は、坐骨から起こり、大転子に停止する、一対の筋である。
殿筋の深部にあり、坐骨棘、小坐骨切痕から坐骨結節にかけてから起こり、内下方に斜走し大腿骨の大転子に付く。
坐骨棘、小坐骨切痕を起始部とする上部を上双子筋、坐骨結節を起始部とする下部を下双子筋と分けて呼ぶこともある。
股関節の外旋作用がある。
内閉鎖筋は人間の坐骨と恥骨の筋肉で股関節の外旋を行う。
閉鎖孔のまわりの寛骨の内面および閉鎖膜から起こり、小坐骨孔をほとんど完全に埋めながら通過しながら、転子窩で終わる。
小坐骨切痕には内閉鎖筋の坐骨包がみられる。
外閉鎖筋は人間の坐骨と恥骨の筋肉で股関節の外旋を行う。
閉鎖孔の内側骨縁の外面と閉鎖膜から起こり、転子窩で終わる。
たまに股関節包にも停止する。
大腿方形筋は人間の坐骨の筋肉で股関節の外旋を行う。
坐骨結節から起こり、四角形の筋板として転子間稜で終わる。
<その他のカテゴリー別人気記事はこちら>
ー解剖ー
●筋・骨の基礎知識
●三角筋理想のトレーニング方法
●肩関節のインピンジメント解消方法
●産後腰痛の改善方法
●股関節疼痛改善の考察とアプローチ
ー栄養ー
●骨粗しょう症への栄養指導
●マグネシウムについて
●セロトニンの分泌方法
●牛乳の真実
●ファスティングの科学
ーアスリートー
●つま先着地で歩行は可能か
●高齢者への運動指導方法
●あらゆる疼痛の改善
●骨盤を前傾する骨格矯正
●デッドリフトをバイオメカニクスで解説
ーセミナー&テキストー
●トレーニングについて極めるセミナー
●肩関節の疼痛改善セミナー
●アライメントチェック方法セミナー
●呼吸を極めるセミナー
●月経周期に合わせた減量セミナー
この情報へのアクセスはメンバーに限定されています。ログインしてください。メンバー登録は下記リンクをクリックしてください。